連帯債務-債務承認-相対効

【具体例】

連帯債務者Bが自らの債務を承認すると(1000万円借りていることを認めると) 、連帯債務者Bの時効は更新されます。しかし、「承認」という事由は、他の連帯債務者Cには、「時効の更新」という効力は生じません。(=相対効)

つまり、Cの時効期間は、引き続き、進行するので、Cが先に時効完成する可能性が出てきます。